世田谷区用賀にある子どもの絵画造形教室です。楽しくのびのびと描いたり作ったり表現したりする経験をかさねていくことで、子どもたち一人ひとりの個性がすくすく育っていくことを大切にしています。未就園児さん対象の親子クラスもあります。

     親子クラス 活動後のひととき 
     親子クラス 活動後のひととき 

 当教室は各クラス4〜10名までの少人数制でおこなっています。どの子にとっても、安全で安心できる環境で創作を楽しめるよう心がけるとともに、少人数ならではの一人ひとり異なる個性への細やかな配慮を大切に運営いたします。描いたり作ったりするのが大好きなお子さんはもちろん、やらせてみたいけれど、引っ込み思案な子だし…というお子さんでも、臆することなく創作を楽しめる温かでアットホームな教室です。ぜひお気軽にお通わせください。

 

 教室ではさまざな素材や技法を用いますが、手本の通りに作るよう指導しないこと、作品の完成度を重視するのではなく、製作のプロセス(過程)で得られる驚きや発見、喜び、楽しみを子ども自身が深く味わいながら、のびのびと自分らしさを表現できることを大切にしています。

 五感や脳を含む身体全般の発達や心の成長が著しく、生涯の土台作りとなる大切な幼少期に、講師やほかの子どもたちとともに、手を動かしながら想像力をはたらかせて何かを作ったり表現したりする経験を積み重ねていくことで、主体性や創造性の芽が育っていくとともに、生涯を通して大切となる自己肯定感やコミュニケーション能力、感性や感受性が育まれ、どの子のなかにも人生を力強く心豊かに生きていくための土台が築かれていくことでしょう。


5月親子アートクラス 予約受付中

5月の親子アートクラスの日程は下記になります。単発でのご参加もOKです。

 

5/10(金)・16(木)・20(月) 

 

詳細・お申し込みについては<親子クラス>をご覧ください。


4/24(水)親子アートクラス 予約受付中 <親子クラス>をご覧ください


新年度クラス始まりました

春休み中に体験に来てくれた新しい生徒さんを迎えて、今年のクラスがスタートしました。

幼稚園の年少さんや小学1年生のお子さんなど、新しい生活に慣れてからのお通いをご希望の方は、週末やゴールデンウィーク中に体験して頂くことも可能です。お問い合わせはお気軽にどうぞ。


春休み期間 無料体験のお知らせ

 新年度を前にお子さんの習いごとをお考えのご家庭も多いかと思います。

 絵を描いたり工作をしたりといった創造的な活動は、単に「楽しい」以上のさまざまな恩恵を子どもにもたらしてくれます。

 教室では子どもたちが楽しみながらな自然(生き物や植物、気象現象)に興味や関心をもてるような働きかけもしていきます。お子さんの感性の育ちだけでなく好奇心も育ってほしいとお考えの親御さまは、どうぞお気軽に無料体験にお子さんをお連れください。

 

3~5歳 幼児クラス

 3月19日(火)15時30分~ 用賀地区会館 

              「どんな色や形をしているのかな?春の草花」

   28日(木)15時30分〜 同上

 

小学生クラス

 4月5日(金)13時〜 用賀地区会館

            「切って貼って描いて・・・満開!桜の木」

 

※体験後にお通い頂く際の場所は、上記とは異なる場合があります。

 体験お申し込み時または体験にお越し頂いた際にお問い合せください。

※上記以外の日程や場所での無料体験をご希望のかたは、<お問い合わせ>より

 ご連絡ください。

 無料体験開催場所:上記ほか講師宅・船橋地区会館・経堂地区会館・

          経堂地区会館別館・桜丘区民センター

 

※保育園にお通いで土曜日の受講をご希望のかたは<お問い合わせ>よりご連絡ください。


未就園児親子さん向けアートクラスのお知らせ

大きな紙に色紙や絵の具でママと一緒に桜の木を描いたら、指や手のひら、握りこぶしでちょんちょん、ぺったん、

紙いっぱいに桜の花を咲かせよう!🌸

 

今年度は毎月小さなお子さんとママが一緒に楽しめる造形あそびを開催します。

幼稚園や保育園に入園されるまでのあいだ、定期的にクラスにいらっしゃりたい親子さんは、参加後ご要望をお聞かせください。

 

※絵の具を使いますので、汚れてもいい服装でお越しになるかお着替えまたはエプロン・スモック等をお持ちください。

 

※時間は1時間程度を予定しています。終了後はお片づけを一緒にお願いします。その後は自由解散ですが、11時45分頃までフリートークタイムとさせていただきます。ママ同士の情報交換などよかったらされてみて下さい。短い時間ではありますが、育児に関するお悩みなどもよろしかったらお受けします。

 

お申し込みは<お問い合わせ>より、参加ご希望の日にちと場所・お子様の年齢をご記入のうえお願いします。

*4/10@船橋地区会館 予約受付終了



*教室の様子*

9月の幼児クラス

この日は「作って遊んで」完成する工作をおこないました。

ボール紙を自分でハサミで切るところからサイドを立てて箱状にするまで、大人の手助けはほんのちょっとだけで、ほぼ自分で「こうしたらいいかな」「こうかな」と頭と手を連動させて上手にできました。

色紙を立てたりトンネルのようにして貼り付けて、絵の具をつけたビー玉を箱の中でコロコロ。

絵の具の色を変えながら何度も転がしたら、色鮮やかなビー玉の「あしあと」でいっぱいになりました。

この製作では、自分が転がしたいと思う方向にビー玉が転がるよう意図的に箱を動かしますが、箱の傾け具合によっては自分の思うようにビー玉が動いてくれません。幼児さんでも大人でも自分の手の操作加減の難しさを感じつつも、ビー玉の動きの偶然性が描き出す「あしあと」の色の美しさを存分に楽しめる作品です。

何回ビー玉を転がしたところで完成とするかは本人次第です。これ実際やってみるとすっごく楽しいので、やめ時は難しいですね(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月の幼児クラス(2)

この日はボール紙で引き出し(小物入れ)を作りました。パーツを6枚切り分け、表になる面にそれぞれクレヨンで着彩し、組み立てていきました。引き出しの出し入れがスムーズにいくよう、ちょっとずつ微調整を重ねながら作っていきました。フロント部のツマミには講師は別のものを考えていましたが、本人が様々な材料のストックの中から自分で見つけ「これがいい」とチョイスした緩衝材を使いました。指でつまみやすい高さにカットし張り付ける位置も自分で考え、いい具合にできました。

クレヨンが色移りしないよう、透明ニスを上から塗りました。ニスを知らなかった生徒さん、「ニスを塗るとクレヨンの色が取れないんだよ」と教えると、ほんとに???と信じられないといった顔をしていましたが、ニスが乾いたあと手で確かめると「ほんとだ!」と目をキラキラさせていました。

 

それまで知らなかった画材や材料の特質を知り実際に製作に用いることは、子どもに発見と驚き、喜びをもたらしてくれますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月の幼児クラス(1)

この日は夏らしく、貝殻と布と綿(わた)を材料に小さなベッドを作ったり、大きな貝殻と小さな貝殻を組み合わせてオブジェを作りました(写真は撮り損ねました。悪しからず😓)。

子どもたちは幼稚園や保育園でハサミを使って工作をしていますが、切るのはおもに紙で、布を切ることはほとんどないでしょう。普段紙を切っているときとは異なる感覚に戸惑いながらも、どうやったら布をうまく切れるか自分なりに考えながら手を動かしていました。

 

 

講師がこの夏西伊豆に旅行に行った際に、旅館で食べたサザエのふたの美しさに思わず持ち帰って飾っていたのを見つけた生徒さん、しばらくじーっと見ていたと思ったら「これ、カタツムリと同じ模様じゃない!?」。飼育ケースからカタツムリを出して並べて改めて観察しました。「ほんとだねえ〜、一緒だねえ〜」。

 

海の生き物と陸の生き物、住むところは違うのに似ているところがある不思議。教室では絵を描いたり工作をしたりするだけでなく、自然界の実物を実際に見たり触れたりすることで、自然のものの造形的な美しさや不思議さを面白がりながら、子どもたちの感性を育んでいけたらなと思っています。

 

 

7月の幼児クラス(2)

この日は画用紙やトレーシングペーパーに自分で選んだ色の絵の具で着彩し、材料としての色紙をまず複数枚作って、それを切ったり貼ったりしてコラージュをしました。

夏になり、屋外でセミが鳴いている様子を目にしていることに加えて、教室のベランダにあるブドウの木にいる大きな青虫や、レモンの木で生まれたアゲハ蝶の幼虫たちを実際に観察したあと、画面のあちこちに青虫やセミ、ダンゴムシ、テントウ虫などたくさんの虫をコラージュと色鉛筆で表現していました。

ブログにも制作の様子を掲載しています。

7月の幼児クラス(1)

この日おこなったのは、さまざまな緩衝材を用いた半立体作品の制作です。

一つひとつ触感の異なる素材を指先でしっかりと感じながら、手を動かしていきます。どのような画面にするのかある程度想定してから取りかかるのではなく、一つのモチーフをきっかけとして、あとは素材の形状や質感に導かれるようにすすんでいきます。制作の様子をブログに掲載しています。

 

 

 

 

 

6月の水曜 幼児クラスがスタートしました。

この日はスクラッチ(ひっかき絵)をおこないました。

スクラッチは、まず画用紙にクレパスでいろいろな色を塗りこんでいきます。紙のうえで別の色を重ねて混色も楽しみながら、ひたすら画面にすきまなく塗っていきます。途中「あ〜疲れた〜」と一瞬手が止まることもありましたが、先生と「何色が好き?」「この色はにんじんの色」「こっちは木の葉っぱの色」と声を出しながら楽しく色を塗っていきました。いろいろな色で埋まった紙は、それだけでもう立派な作品!という感じで、ここで終わりにしてしまってもいいのですが、スクラッチはその色とりどりの画面を黒で塗りつぶしていくのです。

 

色をつけていくときもそうですが、黒で塗りつぶすときもすきまがないよう、しっかりと塗り込めないといけないので、子どもは手先の力加減を自分でコントロールすることを覚えます。描画に限らず幼児の時期に手をたくさん動かす活動をすることはとても大事です。

がんばって画面全体を黒く塗りつぶしたあとは、いよいよ竹串で好きなように描いていきます。真っ黒だった画面にどんどんきれいな色が出てきます。どこに何色を塗ったかなんて覚えていないので、次々出てくるいろいろな色に子どもたちは「わあ!」と目を輝かせながら、画面いっぱいに描いていきます。

描き終わると、Tちゃんは大きな木やおうち、夜空に輝くたくさんの星々と三日月など、自分が描いたものを楽しそうに先生におしえてくれました。スクラッチは黒とカラーの対比の鮮やかさを楽しみながら、描く対象物が限定されずに各々の子どもの自由な発想で描かれるので、子どもがより伸び伸びと取り組める技法のひとつです。入室をご検討の方で無料体験の際にスクラッチをやってみたいお子さんいましたら、お知らせくださいね。